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相剋の森

先日読んだ「邂逅の森」の続編(と言っても差し支えないだろう)である「相剋の森」(熊谷達也)を読んだ。
「邂逅の森」は大正時代〜の話だったが、今作は現代の話。前作が一人のマタギの生涯を描いた作品だったのに対し、今作は諸問題を抱える現代社会と山(=野生)との関係性にスポットを当てた作品だった。小説としてのスケール感や感動度合い的には前作に軍配を上げたい(この本がつまらないという意味ではありませんが)。
時代背景も異なるし、全く違う話の印象を受けるが、読み進めていくと前作との関連性も見えて来て、前作を読んだ後に読むと、私がそうであった様に、きっとグイグイと話に引き込まれていくと思う。但し、よりピュアなマタギ物語だった前作に対して、対峙しなくてはいけない物(環境問題・動物愛護等)が多すぎた。現代においてそれらの事項を無視しては、それこそ絵空事になってしまっただろうから、これはこれで仕方ないけど、読んでいて少しもどかしい印象を受けたのは隠せない。東北地区に住み文筆活動を行ってる作者として、避けては通れない部分なのだろう。そして何より前作のロマンに対する「おとしまえ」の様な物をつけなくてはいけない必然があったのではないだろうか。そんな風に勝手に思った。
但し、シンプルでなかった反面、勉強(必要かどうかは置いておいて)になった部分も多かった。前作で興味をもった山の世界が更に現実味を帯びて一冊の中に展開されており、なかなか面白く興味深い内容だった。
圧倒的なロマンを感じたいなら、前作。山の今について何か感じたいのであれば、今作。私はそんな感想を持ちました。

※「氷結の森」で三部作完結らしい。読みたい・・・が、文庫化まで待とうかな・・・。迷ってます(笑)。



相剋の森
熊谷達也

| Book | 15:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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邂逅の森

史上初の、直木賞(第131回)と山本周五郎賞(第17回)のダブル受賞を果たした、熊谷達也の「邂逅(かいこう)の森」を読んだ。舞台は大正から昭和にかけての秋田(マタギの里として有名な阿仁)と山形(月山、朝日連峰など)。狩猟を生業とするマタギの生涯を描いた物語だ。

現在東京でグラフィックデザイナーをしている自分にとって、かけ離れた世界であるこの物語が、心に強く響いたのは、自分の出身が小説の舞台にもなっている山形だから、なのかもしれない。私は登山を趣味にしているわけでもなく、山に対して特別な知識があるわけでもないが、それでもやはり海よりは山に惹かれる事が多く、趣味であるオートバイのツーリングに於いても、独りで出かける場合、海よりも山に向かう傾向が強い。

そんな森(山)を舞台とした、邂逅(出会い)の物語だったが、主人公の富治は(一般的には出会いとは遠い印象を受ける)森に於いて、果たして何と巡り合ったのだろう。
自然。山の神。自分の運命を変えた女性。時代の移り変わり。それらさまざまな巡り合いを織り交ぜながら話は進んで行くが、結局は自分自身との出会いだった気がする。マタギを生業とする彼にとって、森(山)は生活の舞台であり日常そのものだったからこそ、見えたり感じたり出来たのだろう。

閉ざされた感が強いからこそ、神秘性がより増幅される山。そこに生を受け暮らしていく人たちというのは、厳しい場所で生き抜く強さを求められる反面、自分の無力感(言い換えれば自然への畏敬の念)も同時に抱えている気がする。だからこそ見つめられる自分自身というのもあるのではないだろうか。

都市で暮らす自分にとっては、どうだろう。山への更なる興味と共に、読後にそんな相反することを考えてしまった。閉ざされた舞台設定なのにも関わらず、読者にそんなことを考える余白を残してることも、この物語が小説として高く評価された理由なのではないだろうか。

ちなみに作者の趣味のひとつにオートバイがあるらしい(ちょっと前に月刊アウトライダーでこの作者が書いた記事を読んだ記憶がある)。車に比べ、自然をより体感しやすい移動手段であるオートバイ。このようなストーリーを考える作者が、それを愛するのは、きっとそれが理由になっている気がする。

同じくマタギをテーマにしてることで続編とも捉えられる「相克の森」も、先日購入した。こちらの時代設定は、「邂逅の森」とは異なり、現代。現代に於いて山の神秘性と人に潜む野生をどう扱うのか。よりリアリティを感じながら読むことが出来そうな気がして楽しみだ。



邂逅の森
熊谷達也

| Book | 03:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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オリンピック終了

オリンピック終了。個人的に一番心に残ったのは、陸上競技男子4継の銅メダル。アメリカの失格等あったが、それを差し引いてもやはりこれは歴史的快挙。そしてもう一つ挙げるとしたら、女子サッカー。残念ながらメダルには届かなかったが、可能性を感じさせるサッカーを見せてくれた気がする。特に印象に残ったのが「決勝トーナメント緒戦の中国戦」。それ以降対戦した、アメリカ、ドイツに比べれば格下の相手だったこともあるが、日本がやりたかったサッカーが形として現れていた気がした。

色々要因があるが、結果的に「ディフェンスラインを高く」保てた事に勝因があったのではないだろうか。そこに結びつく要因としては「前線(FW)の献身的なディフェンス」。これにより簡単にフィードさせないという効果を生み出していたはずだ(このアクションがあることで後方の選手がラインを押し上げる余裕が生まれる)。その結果、相手は苦し紛れに中盤にパス。もちろん日本の中盤も時間的余裕が生まれるので、複数人で(特に澤のディフェンスが素晴らしかった)囲んで奪取することが可能に。比較的前線で奪取できると攻撃にかける手数(足数?)が少なくて済むので、得点の可能性は高くなる(男子の唯一の得点も前線での相手のミスからだった)。結果更にディフェンスラインが上がる。と良い事ずくめ。そもそもペナルティエリア付近での攻撃精度が低い日本、このくらいの状況下でないと、得点の匂いすらしてこない。得点の可能性が匂ってくる日本のサッカー、それは前線でボールを奪う事。すなわち攻撃的な守備。これに尽きるのではないだろうか。

勿論リスクも高い。だが、男子イタリアの様な守備を望めない日本にとって、最後尾でガッチリなんて無理な訳で(ゴール許すのは時間の問題)、であれば常に「相手よりも1点でも多く」を目指して、前線から必要なプレスをかけていくしかないのではないだろうか。

最大のポイントは体力か。よくFWは90分のうち1分仕事すれば良い的な物言いを聞くが、それはその1分で一人で仕事ができる選手限定だろう。残念ながら日本には居ない。であれば、やはりヘトヘトになってかき回して(願わくば2トップ揃って)くれる選手を望みたい。シュート出来る気力が残ってなかったら、2列目が飛び込んでやればいい。

この中国戦の選手交代は面白かった。確かリードしてから2トップを入れ替えた筈だ。これは攻撃的選手を入れた訳でなく、前線からの守備要員を投入したと私は考えてる。この交代に戦術の意思が込められてるきがして、非常に感心した(普通はリードしてる場合は後ろの選手を替える筈)。

嫌らしいほどに、前へ前へと押し上げていくサッカー。これを格上相手に出来た時に、やっと世界と対等に戦えるチームになるんじゃないだろうか(これが出来なかったのが、アメリカ・ドイツ戦。これが現実で今の実力)。「勝つ」ことを目標にしてる以上、弱いチームはより攻めなくてはいけない。私はこう考えます。こういう意思が見えるサッカーをしてくれるなら、結果ボコボコに点を入れられて負けても、私は文句言いません。

この試合。無惨な結果に終わった男子チームに是非観て欲しかった。

| Football | 12:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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帰省ツーリング

8月16日〜18日にかけて、実家の山形にオートバイで帰省した。バイクに乗るのは5月以来。この1年で乗った回数は片手で足りるほど。なので、何としてでもオートバイで帰ろうと思った。

思った・・・のだが、15日に酷な天気予報が。「熱帯低気圧が台風に変わりました」・・・。午前中なら被害も少ないだろうと考え、一睡もしないまま暗いうちにに出発。関東を抜けるまでは良い天気で、上って来た太陽の陽を浴び、軽快に東北道を北上。但し「これより、みちのく」の看板以降雨が降り出す。給油がてらサービースエリアで合羽を来て、その後は慎重に走った。高速を降り、国道13号線で山形を目指す。県境の栗子峠を越したら雨も上がった。当初予想したほど雨にも降られず、ラッキーだったと思う。


土日は雨だったので、実家でのんびり。そして東京に戻る18日は、一転して良い天気に。お盆を過ぎたからか、空気は秋の冷たさ。但し清々しい。これはツーリング日和だと思い、予定を変更。米沢からスカイバレーで峠越え(桧原湖を見下ろす素晴らしいロケーション)、その後、桧原湖畔を颯爽と流し、会津若松市内で「ソースカツ丼」をペロリと平らげ、会津西街道を南下。最高の天気の中、そのまま鬼怒川方面へ抜け、今市より高速道路に乗り東京へ戻った。

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午前中、調子に乗ってTシャツで走っていたら、帰宅時に両腕が真っ赤に・・・。これには反省(笑)。来週は車検に出す予定(出費が・・・)。秋は何とかして、もうちょっと出かけてみたいと思ってる。

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| Motorcycle & Touring | 19:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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読書中毒・・・(直木賞編)

「対岸の彼女(第132回直木賞)」角田 光代、「星々の船(第129回直木賞)」村山由佳、「肩ごしの恋人(第126回直木賞)」唯川恵、「プラナリア(第124回直木賞)」山本文緒、「柔らかな頬(第121回直木賞)」桐野夏生、「鉄道員(第117回直木賞)」浅田次郎、「熟れていく夏(第100回直木賞)」藤堂志津子と、最近立て続けに(女性の作家を中心に)直木賞受賞作を読み漁っている。

更に、受賞作でこの後に読もうと思って既に買ってるのは、「空中ブランコ(第131回)」奥田英朗、「邂逅の森(第131回)」熊谷達也(←かなり期待している)、「号泣する準備はできていた(第130回)」江國香織、「長崎ぶらぶら節(第122回)」なかにし礼、「凍える牙(第115回)」乃南アサ、「恋(第114回)」小池真理子、「恋忘れ草(第109回)」北原亞以子、だ。

既に読んでる作品に関しては、流石に受賞作だけあって面白く、すんなりと世界に引き込まれ、速読が苦手な私でもさらりと読める物が多かった。そもそも私は本を読む習慣はあまり無い方だったので、小説に関して特に好きな傾向とかが無かった。なのであまり嗅覚が働かない。ならば(貴重な時間を使うわけだし)当然駄作率が低いであろう受賞作から読んでみようと思ったのが、こんな偏りかたの理由(DVDで映画を多く観ていた次期も同様の理由でオスカー受賞作とかをチョイスする事が多かった気がする)。そして、女性作家が多いのは、より自分と違う人生を覗いてみたい気持ちの表れ・・・なのかもしれない。

これをきっかけに受賞作以外の作品を読んだ作家もいる。例えば、唯川恵は「ベター・ハーフ」「恋せども、愛せども」「愛なんか」「100万回の言い訳」、村山由佳は「天使の卵」「天使の梯子」を読んだ。いわゆる恋愛小説。ちょっと気恥ずかしさもあり最初はむず痒い感を持ったが、どちらの作家も受賞作以降の作品には深みの有る物も多く、結果的に新しい作品の方が興味深く読めた(音楽の場合はデビュー作が一番輝いて良い作品が多い場合があるが、小説の場合は逆。どんどん作者の造詣が深くなればなるほど面白い作品に成っていく気がする)。

新人〜中堅作家による大衆文学作品が対象となっている直木賞。受賞後文筆によって生計を立てるに充分な筆力が勘案されがちなこともあるらしい。受賞作以降の作品により完成度の高さを感じるのは、こういうことが理由になってる気がする。



柔らかな頬
桐野夏生



対岸の彼女
角田 光代



プラナリア
山本文緒



肩ごしの恋人
唯川恵



星々の船
村山由佳

| Book | 18:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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白夜行

数年前にTBSで放送されたドラマ「白夜行」のDVDを6巻全部借りて一気に見た。理由は、つい先日原作を読んだから。実はドラマの事は何も知らなかった(放送された事も主演が誰だったかも)。小説を読んだ後に、「世間はこの小説にどんな感想を抱くのか」が気になってWebでレビューを読んだのだが、そこで多くの人がドラマとの比較をしており興味を持った、というわけだ。

二人の主人公から若干距離を置く様な描きかたをしていた小説に対し、ドラマでは二人の感情を軸に話が進んでいく。つまり、小説では読者の想像に委ねられていた部分が、ドラマでは展開の主軸となってるわけだ。故に自分の想像とは少し違う部分もあり違和感もあったが、「なるほど、こういう解釈もありかっ!」と唸ってしまう部分も多々あった。原作をなぞるだけの作り方をせず野心的な仕事をしたプロデューサーと脚本家に対して「凄いなぁ」と思う気持ちを持つのと同様に、観てる人が一番感情移入していた部分をあえて描かないという手法をとりながらこの様なストーリーを組み立てていた原作の凄さにも改めて感心してしまう。ドラマ、小説、同じ話でありながら違う楽しみ方が出来る。これは両方観る(読む)べき。

| TV | 22:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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読書中毒・・・

何故か最近読書づいてる。面白くて、止められない止まらない状態だ。2週間程で12冊も読んでしまった(汗)。読み切る前に次に読みたい本を買いにいく・・・ということは生まれて初めてだ。重松清。東野圭吾。唯川恵。浅田次郎。天童荒太。楡井亜木子。中村航・・・。どの作家のも面白かった。時に印象に残ったのは、重松清の「カシオペアの丘で」と、東野圭吾の「白夜行」。「カシオペアの丘で」は、主人公が自分と同い年で、時代背景で共感できるものが多く(ストーリー的に私の人生と共通するものは皆無ですが・・・)、入り込み易かった。そして、余りに分厚くて敬遠していた「白夜行」は、厚巻・・・いや圧巻の一言(800ページ以上あるのに一気に読みきってしまった)。大切な趣味の音楽同様、特定の好きなジャンルを決めて楽しんでるわけではないので、傾向はバラバラだけど、自分ではそれで良いんじゃないかと思ってる。「色んな人生を覗いて、そこから何かを感じる」。そんなシンプルなことに魅力を感じ、また新しい本のページをめくってしまうのだ(笑)。



カシオペアの丘で(上)
重松清

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カシオペアの丘で(下)
重松清

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白夜行
東野圭吾

| Book | 03:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ユーロ2008!

いやいやいやぁ〜面白い!ユーロ2008。準々決勝4試合終了。全てナイスゲーム。勝ったチーム、負けたチーム、全部良かった。色々色々書きたいことあるけど、個人的には負けたイタリアが凄く印象的だった。美学すら感じる徹底した守備。結果的にはPKでスペインが試合には勝ったけど、勝負に勝ったのは零封したイタリアだったんじゃないかな。「要はゴールネット揺らされなきゃ良いんだべ」。で、そのとおり貫禄の守備で120分戦ったイタリア。「カテナチオ?でも絶対ゴールネット揺らしてやる」。でも120分攻めに攻めても点を入れられなかったスペイン。こう考えると、勝負への思惑を成功させたのはイタリアなんではないかな。累積警告でピルロがいないチームを準決勝へ進めさせる策として、この監督の取った采配を私は非常に評価!です。DFは芸術品。発想が「ゴールネット揺らされなきゃ良いんだべ」・・・なので、相手がペナルティエリアに入っても全然慌ててない。相手がシュート打とうとしても「コース切っときゃ入らんべ」ってな位落ち着いてる。GKのブッフォンなんてファンブルしても慌ててない(笑)。でも試合には負けた・・・。結果1点も入れることが出来なかったFWのトニに批判があるようだが、そりゃ余りに酷ではないだろうか。FW以外全員守備に徹してサポートもない中、逆に一人でよくプレッシャーをかけていたと思うくらいだ(一人で日本のFW3人分位の存在感)。ただ、それでも彼の仕事は「とにかく90分守っちゃるから、お前は90分で一回だけゴールネット揺らしてくれ。そしたらうち等はベスト4だよ」だったことを考えると、批判されちゃうのも仕方ないのかな。そう考えるとイタリアのFWって惨い(笑)。攻めても守っても我慢のサッカー。「勝ちたい!」というメンタリティーではなく、「絶〜対、負けたくない!」ってメンタリティーなんだろうな。いやぁ〜面白かった。

| Football | 01:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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グズグズしたゲーム

久々にサッカーの話です。W杯アジア3次予選最終戦。バーレーンに1-0の勝利。3次予選1位通過。一応テレビで見ました。

好きだった中田が引退してから急激に見る気が失せたサッカー。日本代表もJも欧州リーグも、昔に比べあまり見てない。とは言え先日始まったユーロは数試合観戦。特に応援してる国も選手もいないが(昔はポルトガルが好きだったが、今回は特に思い入れする国なし)、それでも試合自体は面白い。さすがW杯以上の戦い。

比較しても意味が無い・・・のは重々承知ですが、その期間中に見る日本代表の試合は、虚しさすらおぼえてしまう。個人的に嫌いな誰誰が出てるとかはどうでも良い(言っても仕方ないし疲れるだけ 笑)。何よりもイライラさせるのは、『何も出来ずに中盤以降でパス回し』をすること。別にデータを取ったわけじゃないけど、そういうシーンは凄く多いと思う。ジーコ以降ずっとそうな気すらする。

イメージ的にはこんな感じだ。
「そういえば今日、代表の予選だったな」→テレビのスイッチを付ける→中沢を中心に自陣でパスまわししてる映像→しかもゆっくり→嗚呼退屈

ポイントは「自陣で」。要は自陣でパスまわしするスペースがある位引いてるという事なんじゃないかな。なので攻撃に時間がかかり過ぎる。んで、スピード感も無く感じる。結果つまらなく感じる。もちろん闇雲に狭くすれば良いとは私も思わない。そういう時間帯もあって良いとも思う。けど、そんな印象ばっかなのだ。今見てるユーロでは、試合終了後にそんな印象を持つ様な試合はほとんどない。これでは見てる方が90分もたない(つまらなくて)。好きな選手も居ない。試合もつまらない。だから見たくなくなる。とは言えサッカーは好きだから見たい。結果ジレンマ。

梅雨の真っ最中の代表戦に相応しい、グズグズしたゲームだったような気がする。

※そういえば、そろそろ川淵退任みたいですね。その後誰になるんだろ?
 興味が無くなって来たのでどうでも良いですが・・・。
 その後の代表戦が見たくなるような人事になれば良いとは思ってます。

| Football | 15:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Fountains of Wayne

ここ最近、ここで自分が触れている音楽の種類から考えると「???」って感じかもしれないけど、実はパワーポップが結構好きです(笑)。ボウイ、ピンクフロイド、アーケードファイア、コールドプレイ・・・って来て、挙げ句の果てに「パワーポップが好き」なんて書いて良いのだろうか(笑)。でも好きなんだから仕方ない。音楽に関してはそもそも雑食だし(笑)。古くは、チープトリック、カーズ、ナックなど・・・たまりません。Weezerも好きだし。ガールズバンドではバングルスなんてのも好きだった。美味しい料理も好きだけど、甘いものも大好き・・・ヴィムベンダースも好きだけどメリーに首ったけも好き!・・・の様な感じかな(苦笑)。自分にとって、パワーポップは音楽のお菓子!なのだ。

そんなパワーポップ系の中でも最近贔屓なのは、Fountains of Wayne(ちなみにこの間書いたIVYのメンバーの一人はここのベーシスト)。「メロディー&ハーモニー&ロックンロール」というパワーポップの必要条件をハイレベルで満たすゴキゲン(笑)なサウンドです。「アメリカ最高〜♪」。最近の自分がこう思える、数少ない種類の物の一つ、ですね。(1stAlbumのみ未聴。早く聴きたいっ!)

Traffic and Weather

Traffic and Weather (2007)
Fountains of Wayne

Out-of-State Plates

Out-of-State Plates (2005)
Fountains of Wayne

Welcome Interstate Managers

Welcome Interstate Managers (2003)
Fountains of Wayne

Utopia Parkway

Utopia Parkway (1999)
Fountains of Wayne

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